2020年5月11日月曜日

【Manjaro Linux】Antergos終了につきManjaroに。インストーラートラブル

お手軽Arch Linuxの雄、Antergosが昨年(2019年)5月に更新終了となりました。
それでManjaro Linuxにインストールし直した経緯(苦戦しました)を書きます。

ただ、Antergosをインストールしたマシンを使うことがなかったので、しばらく放置してたんです。システム更新はArchのリポジトリからできると思って。

ところが、久々にPCを立ち上げ、システム更新すると、うまくいかないもの多数。
かといってAntergosの再インストールはもうできない…。

で、OS変更を考えました。

候補は3つ。
 ・Arch Linux
 ・EndeavourOS
 ・Manjaro Linux

まず、Arch Linux。
理想なんだけど、インストールが面倒臭そう。
失敗したら、このPCは当分使えない。
ということで、保留。

次にEndevourOS。
Antergosの後継者を名乗っており、インストールが簡単そう。
早速ダウンロードし、インストールUSB作成。
インストール開始…と思ったら、インストーラーが起動したところで止まる。
「8つのモジュールを待機しています」
「Waiting for 8 module(s)」
このメッセージが出て先に進まん。原因不明です。

それで、Manjaro Linux。
インストールUSBから起動。インストーラを立ち上げます。
ところがこれもEndevourOSとまったく同じ症状でインストーラーが止まる。
 ネットで調べると同じ症状が出てる人がいるけれど、はっきりとした解決策がなかった。
もういっかいインストールUSBメモリを作れとか、そんなアドバイスばかり。
これも、つまったか…と思っていた。

ただ、アドバイスの中に、「ストレージが認識されてないかも」「Gpartedで調べてみては」というのがあったので、やってみることにしました。
インストールUSB起動し、メニューからGparted起動。
あれ…ディスク検索中から返ってこないぞ? ストレージ壊れてる? いや、今そのストレージに入ってるAntergos立ち上がるし壊れてないはず。
いよいよわからん。


ファイルマネージャーからPCストレージを見てみることにしました。
すると…ファイルマネージャーの画面に表示されているものの、マウントされてないことが発覚。

もしや、これが原因か…と思い、インストーラー起動。
おお、次へ進めたぞ!

ということで、原因はストレージがマウントされていない、ってことでした。

2018年3月1日木曜日

【Antergos】Antergosのシステム更新不具合

久々にPCを起動し、システム更新をかけると、エラーが出る。

> :: libxfont: fontsproto を削除すると 'fontsproto>=2.1.3' の依存関係が壊れます

???
これは何ぞや?

GUIの更新プログラム一覧から、更新対象を片っ端から外すけど解決せず。

それでコマンドラインのPacmanから更新かけると…同様なエラーが。

解決方法を下記に見つける。

Archのアップデートで面倒な事象が

みんな引っかかるわな…。



2017年2月4日土曜日

【Arch Linux】MakeHumanのデータをBlenderで使う方法(Arch Linux用)

MakeHumanのデータをBlenderで使う方法(Arch Linux用)。

MakeHumanからmhx2形式でエクスポートし、Blenderでインポートする。
かつてはmhx形式だったが、Arch LinuxでインストールされるMakeHuman、Blenderはともにmhx形式がサポートされていない。

mhx2形式もサポートされていないが、下記の方法でmhx2方式を導入することができる。


下記より「Diffeomorphic-mhx2-makehuman-exchange-016613171fda.zip」をダウンロードする。

https://bitbucket.org/Diffeomorphic/mhx2-makehuman-exchange/downloads


解凍してできた「9_export_mhx2」ディレクトリを
/opt/makehuman/plugins
へコピー。
(要管理者権限)

また、「import_runtime_mhx2」ディレクトリを
/usr/share/blender/2.78/scrpits/addons
へコピー。
(要管理者権限)
※2.78はblenderのバージョン

これでmhx2形式でのエクスポートとインポートができるようになる。

↓ここにもやり方が書いてある(英語)
https://bitbucket.org/Diffeomorphic/mhx2-makehuman-exchange

またblederのmhx2用のツールとして、「blendertools-1.1.0-all」がある。

http://www.makehumancommunity.org/wiki/Documentation:Getting_and_installing_BlenderTools

よりダウンロードし、zipを解凍してできたディレクトリを
/usr/share/blender/2.78/scrpits/addons
へコピー。
(要管理者権限)
※2.78はblenderのバージョン

※このツールは必須ではない。

2016年11月5日土曜日

【Arch,antergos】ttf-dejaveが更新できない

いつものようにAntergosでGUIからシステムなどの更新をかけていたところ、ttf-dejaveの更新がうまくいかなかった。(他の更新はうまくいった)

そこで、GUIのpacmanからttf-dejaveを削除、再インストールしたところ、PCがフリーズしたため強制終了した。再起動すると、ログインしても黒い画面が表示され、再びログイン画面に戻される。コンソールから設定を変更し、自動ログインにしても変わらず。Xが起動されなくなった模様。

本来の対処法は Arch linux(日本)公式サイトの
ttf-dejavu 2.37 は強制的なアップグレードが必要になります
を参照。

自分の場合、データは別に退避済だったので再インストールしてしまったが…。

2016年8月21日日曜日

【Antergos,Arch Linux】Antergosインストール時にはオートログイン設定を選択推奨

標題のとおり、Antergosインストール時にはオートログイン設定を選択を推奨する。

理由は、ログインマネージャーのソフトウェアアップデートにより、ログイン画面に不具合を起こすことがあるから。最悪、ログインができなくなる。それに備えるため、インストーラーでの設定はオートログインを選択しておき、問題なく運用ができそうなら、普通のログイン画面を表示するよう設定しなおす。


やり方は、インストーラーのユーザー名、マシン名設定のときに、オートログインのチェックを入れるだけ。

インストール後、問題なさそうなら、エディタで/etc/lightdm/lightdm.confを開き、
  pam-service=lightdm
  pam-autologin-service=lightdm-autologin
  autologin-user=USERNAME
  autologin-user-timeout=0
を#でコメントアウトすると、オートログイン設定は無効になり、通常のログイン画面がでる。
上記の項目は[Seat:*]のブロックにある。

上記終了後、再起動すれば、通常のログイン画面が表示される。

ソフトウェアアップデートによりログイン画面に不具合が生じたら、CTRL+ALT+F2(F3でもF4でもいい)でコンソール画面を出し、viで/etc/lightdm/lightdm.confを開き、上記のコメントアウトした部分の#を削除する。とりあえずオートログインでログインできるようになる。

lightDMの不具合は、その後のアップデートで直る場合もあるし、直らない場合もある。直らない場合は再インストールすると直ることもあるが直らない場合もある。この不具合はPCとの相性によるので、起こらないPCでは起こらない。

2015年11月7日土曜日

【Arch Linux,Antergos】AURのパッケージをカレントディレクトリにダウンロード

Antergosの「ソフトウェアの追加と削除」を使ってAURのパッケージをビルドする場合、/tmp以下にパッケージをダウンロードしビルドが始まる。大きいパッケージの場合、/tmpの容量が足りずビルドできない場合がある。Antergosインストール時に/homeのパーティションを分けてインストールすると、ディフォルトの/tmpの容量が足りずにけっこう起こる。

そういうときは端末でコマンドを叩く。
任意のディレクトリ、例えば/home/xxxにcdし、

yaourt -G パッケージ名

ダウンロードしたパッケージをビルドするには

makepkg

ビルドすると パッケージ名.pkg.tar.xz が生成される。
(ビルドできない場合、事前にpkgbuildをいじることもあるかもしれない)


ビルドしたパッケージをインストールするには

yaourt -U パッケージ名.pkg.tar.xz

アンインストールするには
yaourt -R パッケージ名

2015年8月13日木曜日

【Antergos,Arch Linux】アップデート時「トランザクションのコミットに失敗しました」と表示されてストップする

pacmanの更新を2周間ほどほったらかしにしていた時のこと。
久しぶりにPCを起動し、アップデートをかけると、
「トランザクションのコミットに失敗しました」
と表示されて更新が止まってしまう症状が発生した。

解決策はLOGをもとに、更新がとまってしまうアプリやライブラリの更新のチェックを外し(今回はgnome-shellともう一つのライブラリ)、更新から一時的に除外する。そうすると更新が正常に走る。更新が一通り終わったら、更新が止まってしまうアプリやライブラリを再度更新する。そうすると正常に更新ができる。

おそらく、更新に順番があり、片方の更新が終わっていないと更新できない場合があるのであろう。毎日更新していれば起きなかった問題ではある。